ハムスターを飼う場合、最初に買う必要のあるグッズの一つに回し車(ホイール)があります。
回し車(ホイール)と聞くと「あると便利なグッズ」だと思いがちですが、実はハムスターにとっては必需品になります。
必須グッズの一つである回し車(ホイール)について紹介します。
回し車(ホイール)はハムスター飼育の必須グッズ
回し車(ホイール)はハムスターにとっては必須グッズです。その理由は、ハムスターは野生の習性が残っているからです。
野生のハムスターは1日に10kmも歩くと言われています。その習性がペットとして飼われているハムスターにも残っています。
ケージの中で飼われているハムスターは歩き回ることができない代わりに、回し車(ホイール)を走り続けることで補っているのです。
実際にハムスターを飼ってみるとわかりますが、夜の9時ごろから4時間ほど全力で回し車(ホイール)で走り続けていますよ。
この光景を毎日見ていると、「走るのが好きだから」というよりは、どちらかと言うと「本能で走っている」と言っても過言ではないと思います(苦笑)。
それだけハムスターにとっては欠かせないグッズになります。
回し車(ホイール)の選び方
- 回し車(ホイール)は特大・大・小の3サイズある
- 回し車(ホイール)はケージの後ろに取り付けるタイプと床に置くタイプがある
- 地面との高さが後ろで調節できる。低すぎるとハムスターが挟まる
- はしごのように隙間のある回し車(ホイール)は怪我の可能性があるので注意
回し車(ホイール)にも3サイズの大きさあります。そのサイズはハムスターの種類から選びます。
キンクマなどのゴールデンハムスターは大サイズまたは特大サイズを、ジャンガリアンやロボロフスキーなどのドワーフハムスターは小サイズを選びましょう。
ゴールデンハムスター、キンクマハムスターは1ヶ月半ほどであっという間に大きくなるので、小サイズを買わないようにして下さい。
上の写真のキンクマは大サイズの回し車(ホイール)に乗っています。プラスチックの回し車(ホイール)ですが、ノイズはほとんどしません。
音は少しだけありますが、低音なのでそれほど気にはなりません。
たまに床材やハムスターフードが回し車(ホイール)内に入り、カランカランと音がするときもありますが、それぐらいです。
ある程度のノイズを覚悟していたので、プラスチックがうるさくなくて助かっています。
昔ながらの回し車(ホイール)だと隙間があります。その場合は、隙間がなくなるように外側から一回りプラスチックまたは紙などで覆って下さい。
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