ハムスターのおすすめ床材について。向いていない素材は?

ハムスターを飼うための準備・飼育グッズ

ハムスターを飼う時に必要なグッズの一つに床材(とこざい)があります。

ケージに3cmほど敷くことで、穴掘りをしたり、自分で集めて家(巣箱・隠れ家)に持ち運び、体を隠したりします。

床材は主にウッドチップ、紙(ペーパーチップ)、牧草の3種類が使われています。

床材には向いていない材料についてもまとめました。

 

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床材の種類とその特徴

ハムスターの床材はウッドチップ、紙(ペーパーチップ)、牧草の3種類が主に使われています。

それぞれの特徴を見ていきます。

ウッドチップの特徴

ハムスターの床材。ウッドチップを使用

ハムスターの床材で最も使われているのがウッドチップ。私も使用しています。

ウッドチップは名前の通り、木材を細かくしたもの。原料はなど。

使われている木によっては、ハムスターが痒がったり、アレルギー症状が出ることがあるので、症状がでた時は、他の種類の床材に変更して下さい。

 

ハムスターの床材「広葉樹マット」

私はポプラ材100%を使用した「広葉樹マット」を使用しています。

その他、天然木材を固めた床材「ウッドリター」もあります。吸水性と消臭性があります。

 

紙(ペーパーチップ)の特徴

ハムスターの床材(紙)

紙を床材に使用すると、アレルギーの心配がありません。また水分を吸収するので安全です。

家にある紙をシュレッダーなどで細断し使用することも可能ですが、紙選びが重要です。ビニールの成分が混ざっている紙は使用しないようにしましょう。

無地の新聞紙を使用している方もいるようです。紙よりもキッチンペーパーの方が良いという方もいます。この辺りは実際に使ってみて、その都度良い方に変更していきましょう。

 

ペットショップでは、再生パルプを使用した「ペットリター」や、自分でほぐせる「ケアペーパー」などもあります。どちらも吸収力にすぐれています。

 

牧草の特徴

牧草

牧草はケージの外に飛び散りにくいのが特徴ですが、おしっこやフンをしてもわかりにくいので、取り除き忘れにより、細菌が繁殖しやすいというデメリットがあります。

牧草は食べてもOKですが、吸水性が悪いのと、先が尖っているので怪我をしやすいという問題もあります。

ペットショップでも牧草は売っていました。うさぎを飼う人が使っているようですが、毎日掃除してあげるのであれば、ハムスターでも問題ないと思います。

毎日の掃除で、牧草をごっそり変えられる動物園や牧場で飼っているハムスターでも使われているようです。

 

床材におすすめできない素材は布、綿、毛糸、土

ハムスターの床材としておすすめできない材料は、布、綿、毛糸、土が挙げられます。

綿(わた)

ハムスターの床材「たけわたの巣づくりおふとん」

綿(わた)は、繊維が絡み合っているので、ハムスターはほぐすことができません。

また飲み込んでしまい腸閉塞になったり、窒息する場合があるので辞めておきましょう。

 

ハムスターの床材「たけわたの巣づくりおふとん」

綿は冬は温かく、夏はサラサラしています。私は冬だけ「たけわたの巣づくりおふとん」を使用し、「広葉樹マット」と混ぜて使っています。

 

ゴールデンハムスター(キンクマ)がプラスチックの家(巣箱・隠れ家)で寝ている。床材は綿とウッドチップを使用。

冬だけ「広葉樹マット」を90%、「たけわたの巣づくりおふとん」を10%使用しています(家の場所だけに使用)。

上の写真のように自分で集めて混ぜて家の周りを巣のようにしています。

 

足を引っ掛けて怪我をしたり、綿(わた)と同じく飲み込んでしまい腸閉塞などの病気になることがあります。

 

毛糸

足が絡まりやすいのと、飲み込みやすいので使わないでおきましょう。

 

野生のハムスターは土を使っていますが、ペットとして買う場合は、土は不潔になりやすいので辞めておきましょう。

 

最後に

ゴールデンハムスター(キンクマ)床材はウッドチップを使用

たくさんの素材の床材がペットショップで売られていますが、ハムスターが痒がったり、アレルギー症状をおこしたりすることもあります。

できるだけ安全な素材を選び、ハムスターの症状を日々チェックして下さい。

床材が多いほうがストレスを感じにくいと言われているので、多めに入れてあげるようにしましょう。

 

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