ハムスターを飼う時に必要なグッズの一つに巣箱があります。またの名をハウス、家、隠れ家とも言います。
※家と隠れ家を別々に設置している飼い主もいます。
元々穴を掘って生活していたハムスターは、今でも野生の習性が残っています。
家(巣箱・隠れ家)には自身が寝る場所でもありますが、餌を隠す場所、安心できるためにフンをする場所としても使われています。
自分が落ち着ける狭い部屋が必要で、そこに床材を自分で詰め込むことで安心して寝ています。
ハムスターは1日14時間ほど眠るので、特に家(巣箱・隠れ家)選びは重要になってきますよ。
巣箱・ハウス・隠れ家の種類と選び方について紹介します。
ハムスターの巣箱(ハウス・隠れ家)は木、陶器、プラスチックの3種類ある
ハムスターの巣箱(ハウス・隠れ家)は大きく分けると木・陶器・プラスチックの3種類あります。
木の巣箱(ハウス・隠れ家)の場合
木でできた家(巣箱・隠れ家)はハムスターにとっては最適です。
ハムスターは前歯で色々な物をかじる習性があります。木でできている家(巣箱・隠れ家)だとかじっても安全です。
ケージ内にかじるものが多いと、歯の伸びすぎを抑えることができますよ。
また、木でできている家(巣箱・隠れ家)は屋根や底が外せるタイプのものがあるので、巣箱の中の確認や掃除がしやすくなります。
陶器の巣箱(ハウス・隠れ家)の場合
陶器製の家(巣箱・隠れ家)だと、水洗いをしやすいのが特徴です。表面がツルツルしているので細菌の繁殖を防げます。
また、重みもあるので倒れにくいメリットもあります。
ロブロフスキーハムスターが陶器製の家(巣箱・隠れ家)に入っている様子。
プラスチックの巣箱(ハウス・隠れ家)の場合
プラスチックの家(巣箱・隠れ家)だと、かわいいデザインのものがあります。
ただし、塗料を使用していることが多いので慎重に選んで下さい。
私が使っているケージにはプラスチック製の家(巣箱・隠れ家)が付属されています(上の写真参照)。
透明プラスチックの家(巣箱・隠れ家)の場合は、取り外して掃除がしやすく、外側からハムスターの様子を観察することができます。
ハムスターは食べ物を頬袋に入れて持ち帰り、家(巣箱・隠れ家)に隠す習性があります(上の写真参照)。
このように透明プラスチックだと、一生懸命巣箱に餌を持ち帰るシーンも見られます。
ただ透明プラスチックの場合は、ハムスター側からすると外側の明りが家(巣箱・隠れ家)の中に入るので熟睡しづらいのかもしれません。
私が飼っている2匹のキンクマハムスターは、外からの蛍光灯にも気にせず熟睡しています。
ハムスター巣箱(ハウス・隠れ家)の選び方
上の章で木・陶器・プラスチック3種類の巣箱(ハウス・隠れ家)の特徴を紹介しました。
どれか一つを選ぶのであれば、木の家(巣箱・隠れ家)がかじっても安心で、掃除もしやすいのでおすすめです。
もう一つ、家(巣箱・隠れ家)選びで重要なことがあります。
それはハムスターは大小のサイズがいるので、種類によって家(巣箱・隠れ家)の大きさを決めましょう。
キンクマなどのゴールデンハムスターなら大サイズの家(巣箱・隠れ家)を、ドワーフハムスター(ジャンガリアンやロブロフスキー)なら小サイズを選んで下さい。
もちろん、ハムスターを複数飼いされている方で、同じ家(巣箱・隠れ家)に入れるのであれば、その数分が入ることができる家(巣箱・隠れ家)のスペースが必要になります。
ハムスターは最初は仲が良くても、成長の途中でお互いが主張し合うようになり、仲が悪くなることがあります。
そうなったときは、別々の家(巣箱・隠れ家)を買い足すことが必要です。
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