ヒメキヌゲネズミ属やモンゴルキヌゲネズミ属などのドワーフハムスターの中で最も有名なのはジャンガリアンハムスターですが、そのジャンガリアンハムスターにそっくりなのが、今回紹介するキャンベルハムスターです。
別名、シベリアンハムスターとも呼ばれています。
ではジャンガリアンとキャンベルはどこが異なるのでしょうか?
見た目はそっくりですが、性格は大きく異なっています。
キャンベルハムスターのの種類と特徴、原産国・体長・体重・寿命について紹介します。
キャンベルハムスターの種類
ジャンガリアンハムスターと見た目がそっくりなのがキャンベルハムスターです。
見た目でジャンガリアンと異なる点があります。それは毛の色や目の色です
赤目(アルビノ)
見た目はジャンガリアンそっくりですが、目の色がウサギのように赤い目をしています。
毛の色素が薄いピンクや白色に近く、お腹にかけて白色になっているものが多いです。
体は白っぽいのに、目だけが赤色をしているのが特徴。かなり目立ちます。
目の色から赤目やアルビノと呼ばれています。
ブラック
毛の色がお腹と足先以外はほとんど黒色なのがキャンベル・ブラックです。
ノーマル
背中は薄い茶色(一部黒色が混ざっている)で、お腹や足にかけて白色になっているのがノーマルです。
パイド
白色をメインに黒色と茶色が混ざったタイプがパイドです。
キャンベルハムスターの性格や特徴
最もポピュラーなジャンガリアンハムスターは穏やかな性格をしていますが、見た目がそっくりなキャンベルハムスターは警戒心が強く、やんちゃで、気が強い性格です。
噛み付くことが多く、ハムスターの中でも野生色が最も残っているハムスターです。
そのため、小さい時から飼い始めると慣れることもありますが、なかなか懐かないのも特徴。
ロボロフスキーのようにケージ内で育てるハムスターと言えるでしょう。
ケージ内を自然に近い野生の状態にしてあげるのも、他のハムスターと違う飼い方と言えます。
その他、寒いロシア地域に生息しているので、足の裏にたくさんの毛が生えています。
ジャンガリアンと似ていることもあり、キャンベルハムスターはジャンガリアンハムスターとの交配が可能です。
※飼うのが難しいのですが、ハムスター歴の長いベテラだと、上手に慣れさせている方もいます。
原産国
- 中央アジア
- 北アジア
ロシア、モンゴル、黒竜江省の大草原や半砂漠地帯。
体長
- オス:7〜12cm
- メス:7〜12cm
ジャンガリアンとほぼ同じ大きさで、オス・メスとほぼ大きさが同じです。
体重
- オス:30kg〜40g
- メス:30kg〜40g
体重もジャンガリアンとほぼ同じ重さです。
寿命
- 約2〜2.5年
- 約2年
キャンベルハムスターの寿命を書籍で確認すると2〜2.5年とありますが、ペットショップのスタッフの話によると約2年ぐらいだと話していました。
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