ハムスターは水を飲まないという噂がありますが、実はそれは誤解で、結構な量の水を飲みます。
ハムスターの水飲みには給水器(給水ボトル)が発売されているので、それを一つ購入するようにしましょう。
給水器はケージの種類によって取り付け方が異なります。
ハムスターの水飲みに必要な給水器(給水ボトル)の仕組みや、ケージの取り付けについて紹介します。
ハムスターの給水器(給水ボトル)から水が出る仕組み
ハムスターの給水器(給水ボトル)はシルバーの細長いノズルがあります。
このノズルの先は球体のボウルが入っていて、ハムスターが飲むとそのボウルの回転と共に、水が流れる仕組みになっています。
ハムスターの給水器(給水ボトル)に水を入れる方法
ハムスターの給水器(給水ボトル)はキャップを外し水を満タンに入れます。必ず水の中の空気を抜くようにして下さい。
水を満タンまで入れたら、黒いゴムのキャップを付けます。
この時、シルバーのノズルを黒いゴムと平行に並ぶようにしましょう。最後にキャップを取り付けると完了です。
キャップをした後は、ノズルの先を手の甲などで触り、水が出てくるのを確認して下さい。また、水が出るのを確認することで、空気を抜くこともできます。
子供が給水器(給水ボトル)の水換えをする時は特に注意して下さい。
水の入れ方や取り付け方がおかしいと、水が出ない状態になっていて、ハムスターが何度も水飲みをしようとしていました。
子供に水換えを指せる時は、親が最後にチェックをしましょう。
ケージの種類により給水器(給水ボトル)の取り付け方が異なる
ハムスターが水飲みに使う給水器は、最初に一つ買えばそれで足りますが、一つだけ注意点があります。
それはケージの種類により、給水器の取り付け方が異なるということです。
ケージと給水器(給水ボトル)がセットの場合
ケージと給水器(給水ボトル)がセットの場合、上から簡単に給水器(給水ボトル)を取り付けることができます。
ケージがプラスチックの場合
出典:GEX
ケージの上から給水器(給水ボトル)を取り付けできない場合は他の取り付け方があります。
ケージがプラスチックの場合は、吸盤で取り付けましょう。
ケージの側面が金網の場合
出典:三晃商会
ケージの側面が金網の場合は、ネジで金網を挟むタイプがあります。
上の画像の給水器(給水ボトル)だと、右側の白く丸い部分でネジを緩めて、金網にはさみ固定します。
ケージの下(床)に置くタイプ
出典:三晃商会
床に置くタイプの給水器(給水ボトル)だと、どんなケージでも対応できます。
出典:三晃商会
ジャンガリアンやロボロフスキーなどの小さなハムスターだと、給水器(給水ボトル)のノズルに届かない場合もあります。
このような床に置く給水器(給水ボトル)だと、小さなハムスターでも水飲みができます。
ただし、床に置くことになるので、水がこぼれたり、置くためのスペースが必要になることを知っておきましょう。
最後に
どの種類のケージを買うかによって、給水器(給水ボトル)が異なるので注意して下さい。
迷ったら給水器(給水ボトル)とケージがセットになったタイプを買えば安心です。
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